「FRIENDSHIP 」H Jungle With t
ダウンタウンの浜田雅功さんが歌手活動をしていた時期があったことを知る人は今だとどれぐらいいるのだろうか。30代の私が思春期に聞いていたような曲って、意外にも若い人も結構知ってたりするので、結構知ってる人もいるのかもしれない。
H Jungle With t というユニットは、当時最大のヒットメーカーであった小室哲哉さんとの活動だった。
しかし、このH Jungle With t と聞いて「FRIENDSHIP 」を思い浮かべる人は少ないのではないだろうか。
芸人と小室さんというユニットも目新しくなくなってきていたのか、主題歌として採用されたドラマが想定外にコケたからなのか、筆者が数少ない友人に調査したところではこの歌はあまり知名度が無い。
でも、この歌がとても胸に響くんですよ。
特に30代になって浅いながらも少々の人生経験を積んできた今聴くと。
そして、長い経済不況と分断される人々、災害、猛威を振るう感染症。目を覆いたくなるニュースの数々に皆が孤立化した温もりの無い社会。
こんな暗い未来ばかりが想像できてしまうこんな時代に聴くと。
ブログ初心者なもので、著作権とかしっかりビビってるので、歌詞をそのまんま掲載するのではなく、この若輩者こと私がこの歌を聞いて受け取ったメッセージを綴る形をもって紹介にかえさせていただきたく。
信じても、裏切られることだってある。
失敗することも、何かを失うこともたくさんある。
世の中はとてつもなく大きな力で動いて、追い縋っても、何も得られない、何もできない。歯痒さだけが、いつまでも心に積もっていく。
思い描いた未来は、どこまでも遠く遠く遠ざかっていってしまう。
でも、世の中が正しいかなんて、時代が正しいかなんて、誰にも決められない。
不器用でも、上手くいかないことばかりでも、前を見つめ、心の灯を絶やさず、向かい風でも優しくて強い心だけは決して手放すな。大切な志と大事なもののために立ち上がり続けよう。抗い続けよう。
こんな時代を生き抜いた先に出会える未来は、そんなに悪いもんじゃない。
表現力の無さたるや筆舌に尽くし難いほどの低次元なので、上手く伝えられませんが、心が寒くなってしまうこんな時代でも、この歌からこんなメッセージ性を得て、私は前向きな気持ちになれます。
小室さんの書く歌は、曲調がフォーカスされることが多い気がしますが、詩が良い歌がとても多いんです。
先の見えないコロナ禍、募る政治不信や人間不信。間違いなく逆境と言えるこの時代に、この曲は前を向き続ける気丈さを与えてくれます。
ぜひ聴いてみてください!!